

こんにちは、2020年3月28日、先日の「志村けん」のコロナ感染に驚き、阪神の藤浪やイギリスのチャールズ皇太子、ジョンソン首相など感染のニュースが次々と報じられ、収まる気配は無く、身近なところにまで広がってくるのも時間の問題かと恐ろしくなってきました。東京では都知事からの外出自粛要請のために土曜日の街が閑散としているそうです。



チャンピオン(サラテ)の練習相手
メキシコ出身のピントールは、幼少の頃家庭環境があまりよろしくなく、ご他聞にもれず少年時代は「悪ガキ」として不良仲間の闘争に加わっていたようです。15・6才の頃からメキシコ・シティの名門ジムに通い始めアマチュアとして国際試合に出場するほどに活躍し、1974年に19歳でプロデビュー。当時の同ジムには「KOキング・カルロス・サラテ」が所属しており、そのスパーリング・パートナをピントールがつとめなければならなかった。野球のバッティングピッチャーとは違い、天才パンチャーの練習相手は相当きついものであったでしょう。スパーリング・パートナーからチャンピオンになったのは、モハメド・アリのパートナー「ラリー・ホームズ」が有名ですが、あまり例は多くないようです。



1976年6月、WBC世界バンタム級チャンピオンに。
その9連続KO防衛の「KOキング・カルロス・サラテ」を判定勝ちでチャンピオンに、2回目の防衛戦(1980.6月)は我らが「村田英次郎」と引き分け、7回目の防衛戦(1981.9月)は日本チャンピオンの「ハリケーン・照」を15ラウンドKOで下し、計8回防衛しタイトルを返上しています。階級を上げ「バズーカ、ウイルフレッド・ゴメス」に挑戦し、ゴメスの17回連続KO防衛の記録達成の相手となりますが、1985年にはWBC、J・フェザーのタイトルを獲得し、2階級制覇を達成しています。
ランキング表。1979.3月、WBCバンタム級。
WBC 1979.3 | バンタム級 ~53.52kgまで |
Champion | カルロス・サラテ (メキシコ)⑧ |
1 | メンサ・バロンゴ (トーゴ) |
2 | ルペ・ピントール (メキシコ) |
3 | アルフォンモ・サモラ (メキシコ) |
4 | クレオ・ガルシア (ニカラグア) |
5 | アルバート・タビラ (アメリカ) |
6 | フリオ・サバ (アルゼンチン) |
7 | 磯上 秀一 (日本・辰東) |
8 | フリアン・ソリス (プエルトリコ) |
9 | ロベルト・ ルバルディーノ (メキシコ) |
10 | アントニア・ベセラ (メキシコ) |
ではまた更新します。 本日は以上。