

「黄金のミドル」最強!
こんにちは、今回は「黄金のミドル」最強の説多数、スキンヘッド、鍛え上げられた褐色の肌、ストイックな雰囲気、みんな大好き 「マーベラス・マービン・ハグラ-」。階級を上げてきた3人に対し、ハグラ-は生粋の「ミドル級」の男。自分の神域をそのパンチ力、強固なガード、打たれ強さ、完璧なテクニック、ハングリー精神で守り続け、デュランを破り、ハーンズをあっさり倒し、12連続防衛のうち、デュラン戦の判定を除き、11KOで倒しまくりました。最後、レナードとの戦いには際どい判定に不満がありながら、再戦も無く引退となった。



パンチ力&テクニック
ハグラーのスタイルは、利き腕である右の強いパンチが前面に出るようにいわゆる「サウスポースタイル」、そして相手の懐近くまで潜り込むと今度は右をフルスイングするために左足が前に出るスタイルに。比較するとものすごく叱られそうですが、私のシャドーボクシングのスタイルです。
実は、タイトル初挑戦は引き分けで奪取ならず。
最強と呼ばれるハグラーですが、1979年11月、ラスベガスでのダブル世界戦のセミファイナルがハーンズの世界戦の初戦、試合前の予想では圧倒的に有利と言われていたにもかかわらず、引き分けてしまった。そのダブル世界戦のメインイベントがレナードの初タイトル奪取「VSベニテス」です。
ミドル級世界ランキング表。(WBA・1979.2、WBC・1979.3月発表)
WBA 1979.2 | ミドル級 ~72.57kgまで |
Champion | ウーゴ・コーロ (アルゼンチン)② |
1 | ビト・ アンフォフェルモ (イタリア) |
2 | マービン・ハグラー (アメリカ) |
3 | アラン・ミンター (イギリス) |
4 | ロニー・ハリス (アメリカ) |
5 | ロドリゴ・バルデス (コロンビア) |
6 | シュガー・レイ・ シールズ (アメリカ) |
7 | マルコス・ヘラルド (メキシコ) |
8 | トニー・チャベリーニ (アメリカ) |
9 | 柳 済斗 (韓国) |
10 | エリジャ・マカティニ (南アフリカ) |
WBC 1979.3 | ミドル級 ~72.57kgまで |
Champion | ウーゴ・コーロ (アルゼンチン)② |
1 | アラン・ミンター (イギリス) |
2 | マービン・ハグラー (アメリカ) |
3 | ルーシフ・アマニ (アルジェリア) |
4 | ロニー・ハリス (アメリカ) |
5 | ビト・ アンフォフェルモ (イタリア) |
6 | 柳 済斗 (韓国) |
7 | スコルピオン・オフス (ガーナ) |
8 | フリー・オベル (ベネズエラ) |
9 | ルーベン・ハルド (アルゼンチン) |
10 | アルフレド・カブレラ (アルゼンチン) |
1979年11月のハグラーの初挑戦の相手、 ビト・アンフォフェルモ がWBAで1位、WBCで5位にランクされています。1980年9月タイトル奪取の相手は、アラン・ミンターは WBAで3位、WBCで1位、ハグラーは両団体とも2位にランクされています。
それでは、また更新します。今回は以上。