

2シーズン制終了。
前年で10年間行ってきた「前・後期制」の2シーズン制が終了。集客アップのための企画であったが実務においては効果が出なかったということなのでしょう。例えば:「前期」優勝チームが後期は力を抜いてしまう、例えば:前期の消化試合と後期の消化試合が発生し集客できない試合が増えてしまう、例えば:真に強いチームが前後期とも優勝してしまい当てにしているプレーオフが開催されない、など不人気リーグの集客アップにはつながらなかった。サッカーの「Jリーグ」でも数年しか続かなかった企画でした。



香川伸行、オールスター出場、ベストナイン選出。
リアルドカベン「香川伸行」の実稼働10年のうち、唯一の活躍年です。規定打席には届かなかったが、105試合出場、打率.313、15本塁打、打点61という成績でした。
オールスター第一線の先発メンバー
1 | 右 | 島田 誠 | 日本ハムファイターズ |
2 | 中 | 福本 豊 | 阪急ブレーブス |
3 | 三 | スティーブ | 西武ライオンズ |
4 | 指 | 門田博光 | 南海ホークス |
5 | 一 | 落合博満 | ロッテオリオンズ |
6 | 左 | テリー | 西武ライオンズ |
7 | 捕 | 香川伸行 | 南海ホークス |
8 | 遊 | 石毛宏典 | 西武ライオンズ |
9 | 二 | 大石大二郎 | 近鉄バッファローズ |
投 | 松沼博久 | 西武ライオンズ |
ベストナイン
投 | 東尾 修 | 西武ライオンズ |
捕 | 香川伸行 | 南海ホークス |
一 | 落合博満 | ロッテオリオンズ |
二 | 大石大二郎 | 近鉄バファローズ |
三 | スティーブ | 西武ライオンズ |
遊 | 石毛宏典 | 西武ライオンズ |
外 | 島田 誠 | 日本ハムファイターズ |
外 | テリー | 西武ライオンズ |
外 | 蓑田浩二 | 阪急ブレーブス |
指 | 門田博光 | 南海ホークス |


1983年、南海ホークス。
穴吹監督1年め。5位になったのは、強くなったわけではなく、ロッテオリオンズのチーム内紛争が続きボロボロ状態が成績に現れ、弱いホークスの下を行ってしまったということだと思います。門田がホームラン王、山内和宏が最多勝のタイトルを獲得しながらも、「来年こそは!」という明るい材料はなく、年々「来年もダメだろう」と、気持ちも上がらなくなってきていました。暗黒時代はまだまだ続きます。
また更新します。今回は以上です。
