チーム力充実、2年ぶりのリーグ優勝。
田淵・山崎裕之・江夏らベテランが引退したものの、中日から3年連続セ・リーグ最多安打の「田尾安志」、台湾から「郭泰源」を獲得、前年後半から台頭してきた若手メンバー、秋山幸二、辻発彦、金森永時、渡辺久信、工藤公康らの活躍で2位ロッテに15ゲーム差を付ける圧倒的の強さでリーグ優勝を果たします。
1 | 遊 | 石毛宏典 | ベストナイン |
2 | 左 | 金森永時 | ベストナイン |
3 | 右 | 田尾安志 | |
4 | 一 | スティーブ | |
5 | 指 | 片平晋作 | |
6 | 三 | 秋山幸二 | 最多打点、40本・打点99 |
7 | 捕 | 伊東 勤 | ベストナイン |
8 | 中 | 岡村隆則 | |
9 | 二 | 辻 発彦 | |
投 | 東尾 修 | ベストナイン、17勝3敗 | |
投 | 松沼博久 | 14勝6敗 | |
投 | 郭 泰源 | 9勝5敗 | |
投 | 工藤公康 | 最優秀防御率 |

日本シリーズ。
日本シリーズは、バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発(4月)で勢いづき21年ぶりにリーグ優勝を果たした「阪神タイガース」が4勝2敗で38年ぶりの日本一。三冠王のバース、40本の掛布、.342・35本の岡田、のクリーンナップ以外にも真弓、平田、佐野らのダイナマイト打線と甲子園、大阪の盛り上がりが凄く印象的でした。道頓堀に飛び込む人たちのニュースを思い出します。西武ライオンズの黄金時代は、広岡時代を第1期としこの年で終了、間をあけずに次年度からの「森祇晶監督」時代を第2期黄金時代として続いていきます。
シリーズ敗退の6日後、広岡監督退任発表。
敗退した日本シリーズの6日後、広岡監督の退任が発表されました。「健康上の理由での勇退」ということです。当時53才、我々「昭和40年生まれ男」より若かったんですね。「管理野球」を嫌っていた一部選手たちからは喜びの声もあったとか。この1985年のメンバーから後の監督が11人も誕生します。その多くが指導者の心がけに「広岡野球」を挙げているそうです。西武ライオンズでの監督成績は、4シーズン、520試合295勝204敗21引き分け、勝率.591でした。
1985年メンバーから監督11人!
東尾 修 | 西武ライオンズ | 1995-2001 | |
石毛宏典 | オリックス | 2002-2003 | 2003年は4/23途中解任 |
伊東 勤 | 西武ライオンズ | 2004-2007 | |
ロッテ | 2013-2017 | ||
田尾安志 | 楽天 | 2005 | 初代監督 |
渡辺久信 | 西武ライオンズ | 2008-2013 | |
秋山幸二 | ソフトバンク | 2009-2014 | |
田辺徳雄 | 西武ライオンズ | 2014-2016 | |
大久保博元 | 楽天 | 2015 | |
工藤公康 | ソフトバンク | 2015ー | 至現在 |
森 繁和 | 中日 | 2016-2018 | |
辻 発彦 | 西武ライオンズ | 2017ー | 至現在 |
それではまた。今回は以上です。