
将棋漫画全盛時代
藤井聡太(2002年7月生まれ)、2020年、「棋聖」に続き「王位」のタイトルを獲得、18歳にして2冠・八段昇段を達成!
数年前、藤井君が中学生時代の大活躍以来「将棋」が注目され、将棋漫画も続々と誕生、一時は各漫画誌で10作品以上が同時連載されるほど「将棋漫画」が盛り上がっています。2017年には「3月のライオン」が神木隆之介主演で映画化され、まさしく全盛時代です。


将棋漫画の原点【5五の龍】つのだじろう
1978年~1980年「週刊少年キング」で連載、コミックス全10巻。
作者「つのだじろう」は他に、「恐怖新聞」、「うしろの百太郎」等の怪奇漫画をヒット、メリジェーン♪の「つのだ☆ひろ」のお兄さんです。
「5五の龍」は将棋漫画としては初期の頃の作品ですが、ストーリーの面白さはもちろん、棋書としてもプロ棋士からの評価も高いものとなっている伝説の作品です。是非読んでいただきたいおすすめ作品です。

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当時の「少年キング」
1970年代、週刊少年漫画誌は「マガジン」「サンデー」「キング」「ジャンプ」「チャンピオン」の5誌。「少年キング」は少年画報社が1963年7月に創刊、1982年に休刊。同年、月2回刊の「少年KING」としてリニューアルするが1988年に再休刊。5大誌の中で発行部数は常に最下位だった。
が、「サイクル野郎」「ワイルド7」「5五の龍」、古くは「柔道一直線」「アパッチ野球軍」「赤き血のイレブン」などの人気作も誕生。