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王座認定メジャー4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)。

ボクシング
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左から WBA・WBC・IBF・WBO

4団体もあって、階級が増えて、スーパー王座やら暫定王座やら。

こんにちは、私たち「昭和40年生まれ男」世代にとっては、ボクシングは「WBA」と「WBC」の2団体、2団体だからこそ「統一戦」の価値がとても高かった。ライト級の統一チャンピオン「石の拳・ロベルト・デュラン」なんて、文字だけでも強さが伝わってきたものです。

だから、今の世界王座認定団体が4つもあるってわかりにくくないでしょうか? 4団体も必要なのでしょうか?本当に強いのはどの団体? さまざま疑問・質問があるかと思います。 団体が4つになったことで同じ階級に4人の世界チャンピオンがいるうえに、「スーパー王座」とか「暫定王座」とかも存在し、正直、意味不明状態になってきました。今回は、まず「メジャー4団体」をあらためて見直してみました。世にも不思議な「同じ階級にチャンピオンが何人もいる話」はまた今度。

4団体あっても「ビジネス成立。だから大丈夫。」

先に「まとめ」てしまいましたが、一番新しい「WBO」の設立が1988(昭和63)年、(紆余曲折あり日本の成立加盟は2013年、「IBF」加盟と同時)、と団体設立からは長期間経過しているのです。設立当初はマイナー団体の扱いだったのでしょうが、多数の人気選手を抱え、その活躍により1990年代後半には世界王座認定団体としての地位を獲得、「IBF」とともに主要4団体として認められるようになっています。現在に至るまで、競合によりどこかが経営破綻するということも無く存続し、それぞれが独自にルールを規定し、人気者同士のドリームマッチは世界中から注目されています。4団体あることにビジネス上の不具合は無く、今後もこの形で進んて行くことと思われます。ちなみに、日本(JBC・日本ボクシングコミッション)の加盟が遅れた理由は、「王座の乱立は好ましくない。」と、私たちの思いの通りではないですか?

WBA(World Boxing Association)、世界ボクシング協会。

すべてはこの団体から始まります。1921年当初はNBA(National Boxing Association・全国ボクシング協会)として、アメリカ国内の団体でした。1962年に「WBA」と改称。1966年に「WBC」が完全独立、1983年に「IBF」、1988年に「WBO」が独立。現在の本部は「パナマ」。

WBAルール

他3団体のいずれかの王座を獲得し統一王者となった場合、WBAスーパー王座として承認する。その場合には、通常の世界王座は空位となり新たな選手が認定される。同じ階級に「スーパー王者」と「正規王者」の2人が同時に存在し、別々に防衛戦を行うことを認めており、WBAのメリットはタイトルマッチにおけるタイトルの承認料金を二重に取ることである。

■スリーノックダウン制(1Rに3回のダウンで負け) ■ダウン中は3分経過後もカウント続行 ■偶然のバッティング=4Rまでは引き分け、5R以降採点による判定。 ■ラウンド・マスト・システム(原則どちらかに優劣をつける)

WBC(World Boxing Council)、世界ボクシング評議会。

元々は「WBA」内部機関。1966年に独自のルールと世界ランキングを発表し完全分裂。4団体のうち加盟国が一番多く、世界タイトル戦のラウンド数を最初に12に変更など、ボクシング界のリーダー的な団体?本部はメキシコ。

WBCルール

■フリーノックダウン制(ダウンの回数に関わらずレフリーが判断) ■ダウン中は3分経過後もカウント続行 ■バッティング=故意の場合2点減点、偶然の場合1点減点 ■偶然のバッティング=4Rまでは引き分け、5R以降採点による判定。 ■オープン・スコアリング・システム(4Rと8R終了時にそれまでの採点を公表する。) ■ラウンド・マスト・システム(原則どちらかに優劣をつける)

IBF(International Boxing Federation)、国際ボクシング連盟。

母体はWBA傘下の全米ボクシング協会(USBA)、南米主流の流れにあったWBAをアメリカ主導に取り戻す狙いで、1983年に独立。ドン・キングの後押し、ラリー・ホームズがIBFに乗り換えたこともあり躍進した。本部は、アメリカ・ニュージャーシー州。

IBFルール

前日計量に加え当日計量(他団体との統一戦時を除き)実施、その間に10ポンド以上増量してはいけない 。3団体とは異なり、暫定王座を極力作らない方針がある。

■フリーノックダウン制(1Rのダウン数に関わらず、レフリーの判断で試合終了)  ■ダウン中は3分経過後もカウント続行 ■偶然のバッティング=4Rまでは引き分け、5R以降採点による判定。 ■ラウンド・マスト・システム(原則どちらかに優劣をつける)

WBO(World Boxing Organization)、世界ボクシング機構。

1988年にWBAから独立し発足。1990年代後半以降、人気と実力を備えた選手がWBO王座を持ったことで、世界王座認定団体としての地位を確立。 JBCが「王座の乱立は望ましくない」とのスタンスを保っていることが主な理由で 、「IBF」とともに、加盟までは相当な時間を要した。前述の通り、正式加盟は2013年。

WBOルール

■フリーノックダウン制(1Rのダウン数に関わらず、レフリーの判断で試合終了)  ■ダウン中は3分経過後もカウント続行 ■偶然のバッティング=4Rまでは引き分け、5R以降採点による判定。 ■ラウンド・マスト・システム(原則どちらかに優劣をつける)

「ボクシング」という世界中から注目され、愛されているスポーツだということ、有力なプロモーターが多数存在することで、4団体あってもそれぞれのビジネスが成立してしまう。でも、願わくば、各団体各階級チャンピオンは1人。定期的に統一戦を開催することでチャンピオンの威厳を保つよう協力して頂きたいと思います。

では、また更新します。今回は以上。