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火災保険の保険期間の上手な決め方

火災保険
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住宅営業OBのファイナンシャルプランナーが加入者視点でわかりやすく火災保険の解説をしています。
今回は「長期加入が良いか?」「短期加入が良いか?」、保険期間についての解説です。
※アイキャッチ画像は、mirさんによる写真ACからの写真 です。

きぬさらさんによる写真ACからの写真

保険期間の開始時刻。

そもそも、火災保険の保険期間とは?
保険会社の支払い義務が発生する事故が発生する期間のことです。
知っておいて頂きたいのは、
特別な指定のない限り「夕方4時」に始まり、「夕方4時」に終了するということです。

新築の場合、
①待ちに待った引き渡しの日が「〇月〇日」に決まったのでその日を開始日とする「火災保険」に加入したとします。
午前中の10時に最後の点検が無事に終わり、書類上の引き渡しも完了し引っ越し開始。
午後1時に何かしらの災害が起き、建物に大損害が発生。
②引き渡し予定日が「〇月〇日」とのことで火災保険に加入していたところ、「完成が早まったのでお引渡しします。」とのこと。大喜びして保険の開始日より早く引っ越ししたら大災害が発生!
★このような事にならないよう、「開始時刻を早い時間に設定」するか、ゆとりをもって「数日前」から加入しておくこと、または、保険の開始日まで「引き渡しを受けないこと」をおすすめ致します。

更新の場合には、
「夕方4時に終了」する旧契約が「夕方4時に開始」する新契約に更新しますから空白の時間は出来ません。ご安心ください。

保険期間。

2020年6月現在においては、「最長10年間」、1年から10年間までの整数年で加入することができます。
2020年2月のニュースで大手損害保険会社を中心に「最長5年間」に短縮することが検討開始され、年内に変更される可能性があるとのこと。
7月1日から期間短縮するところも出始めています。
※「最長保険期間」が短くなることで、各保険会社は、保険料の見直しや保険内容の改定がしやすくなります。年々繰り返す大災害が将来に向かってもっと増えていくことが予測できているのかもしれません。

長期契約が良いか?短期契約が良いか?

我々保険加入者は、今後の火災保険は長期契約で備えるべきなのか、短期契約で見直し続けるべきなのか?検討しなければなりません。長期・短期それぞれのメリット・デメリットを考えてみました。

長期契約のメリット・デメリット

【長期保険のメリット】

■長期割引が適用されます。
※1年契約一括払い VS 10年間長期一括払い、で試算してみましたところ、約18%の差が生じました。(保険会社により異なります。)
年間2万円の保険料を10年支払うと単純に20万円、それを10年一括で払ってしまえば、約16万4千円で済む計算です。(年間5万円の保険なら10年一括で41万円)
★但し、上記は1年契約で加入した保険がその後1回も値上がりしないことを前提にしています。火災保険料は、2019年10月に値上げしたばかりですが、2020年7月に再値上げ予定、さらに、2021年1月にも予定されていると聞きます。
■事務的な手間が省略できます。
毎年更新ごとに補償内容の見直しをすることや支払いの手間を省くことができます。「自動車保険」は基本1年更新ですが、毎年補償の見直しに時間を割いていますか?

【長期保険のデメリット】

■一括で払うため金額が大きくなる。
■見直しを検討する機会が減ってしまう。
※長期契約の期間中でも中途解約は可能です。お支払い済みの保険料も未経過分を計算し返戻されます。長期契約期間中だから補償内容の見直しが出来ないことはありません。

短期契約のメリット・デメリット

【短期契約のメリット】
■1年ごとに補償内容の見直しが検討できます。
■または、他の保険会社の良い商品が見つかれば乗り換えしやすいです。
■一括払いの金額に比べると少額の支払いで対応可能。
※前述したとおり、まとめて払った方が得ですが、1回にまとまった額を準備することが困難な場合に。

【短期契約のデメリット】
■保険料が割高になってしまいます。
■毎年、保険料の値上げされる可能性もあります。
■更新時期をうっかりして手続きを忘れてしまったりすると、一番危険な「無保険状態」になってしまうリスクがあります。

まとめ。

2020年6月現在は、火災保険の最長保険期間は「10年間」です。
皆さんは、1年から10年間の中の整数年で入ることが可能です。4年とか9年とか、一見半端な期間でも問題ありません。
また、保険の開始日には注意が必要です。無保険状態で引き渡しを受けないよう気を付けてください。
そして、保険料は保険期間により変わります。短い期間よりも長い期間を一括で支払った方が割引率は大きくなります。
契約期間中でも補償内容の変更は可能です。大きな災害によって被害に遭う前にしっかりと補償内容をご検討ください。

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