

「Kindle(キンドル)本」をマイクロソフトのワープロソフト「Word(ワード)」だけで出版する手法を提案しております。
Kindle(キンドル)本の原稿は「Word」で、表紙だけは「JPEG」で準備。

「Word(ワード)」でKindle本の原稿を作る場合、
本文については、お仕事などでしている通常の作業と同様に、読みやすくなるように体裁を整えたり、画像を挿入したり、特別なことを考えずに、いつも通りの編集で問題ありません。その作業で完成させた文書データをそのまま「KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)」でアップロードするようになります。
そして「表紙」を「JPEG(あるいはTIFF)」形式の画像ファイルで用意する必要があります。

「表紙」とは、「AMAZON」で買い物するときに見ている「商品画像」のことです。たまに「画像がありません」と表示されているのを見ますが、商品のイメージがわかず購入を見送ってしまいがちです。
本屋さんで商品を探してくる時、最初に目に入ってくるのは「表紙」だと思います。とても大事です。
Word文書を「JPEG」に変換。

このぐらいの表紙なら「Word(ワード)」で2-3分で作れます。実際の表紙はもう少し頑張って、たくさん買っていただけるような工夫が必要ですね。
さて、「Word(ワード)文書」を直接「JPEG等の画像ファイル」で保存できませんので、3つの簡単な作業で「JPEG」に変換します。
手順1・「Word文書」を「PDF」にエクスポートします。
「Word(ワード)」表紙のデザインが完成しましたら、
①画面左上の「ファイル」をクリックすると画面が変わりますので、
②「エクスポート」をクリック、
③「PDFの作成」
④保存する場所を確認したうえで、1.名前を付けて、2.発行
手順2・「PDF」ファイルが完成したら「Adobe Acrobat Reader DC」で開きます。
作成した「PDF」ファイルの上で「右クリック」し、「Adobe Acrobat Reader DCで開く」を選択。
「Adobe Acrobat Reader DC」のダウンロード方法はこちらです。
Adobe Readerで開いた後、
左上「編集」から「スナップショット」を選択しドラッグで範囲を指定しコピーします。
手順3・「ペイント」に貼り付ける。
手順2でコピーしたものを「ペイント」に貼り付けます。
①「ペイント」画面の左上に「貼り付けボタン」がありますのでクリック。
②「Adobe Acrobat Reader DC」のスナップショットでコピーした文書が貼りつきます。
③そのまま「名前を付けて保存」
④1.名前を付けて、2.必ず「JPEG」を選択して保存してください。
「JPEG」形式に変換されました。

注意!表紙のサイズには「決まり」があります。
Kindle本の表紙にアップロードするためにはAMAZONの指定するルールに従うことになります。
①寸法は、縦:横= 1.6:1 の比率で作ります。
ワードで作成する際に、用紙サイズで設定してください。
②サイズ、縦の長さを1,000ピクセル以上にすること。
ペイントでサイズ確認してください。
③50MB(メガバイト)未満にすること。
※サンプル(画像1枚+文字)で作ったファイルが約90KB(キロバイト)でしたので約0.09MB(メガバイト)、50MBといったら相当大きなサイズです。よほど画像サイズの大きな画像を使わない限り超えることは無いはずです。
「表紙」作成は外注も出来ます。
本の販売には表紙のデザインも重要です。サイズの説明を受けてもよくわからないという人は「作成」を依頼することを検討しても良いでしょう。
「ココナラ」というサイトで探す方法もありますし、どのような表紙にしたいのかご要望がわかれば、私どもも作成いたします。



