

「引き渡しまでに火災保険に加入しておいて下さいね!」
と引き渡しの1週間前に言われ、よくわからないままに慌てて加入してしまう。
なんてことがないように気を付けなければなりませんね。

ファイナンシャルプランナーが「火災保険」のことを解説します。
大事なことは多いけど「火災保険」もとても大事です。
マイホームの新築なんて一生のうち何回も経験できません。わからないことがたくさんあって当たり前。
ハウスメーカーの営業マンは、「新築するための土地の選び方」、「間取りを考えるときの注意点」、「住宅ローンのアドバイス」、等々何でも丁寧に教えてくれますが、
なぜか「火災保険」の説明は、引き渡し直前に「さらっ」と済ませるイメージでしょうか?もうひとつ、「税金」の話もそんな感じ?
「引き渡しまで」と「引き渡し後」
ハウスメーカーの担当者の方の仕事は、気持ちよく契約して頂き、トラブルなくスムーズに引き渡しすることです。
引き渡しのタイミングで線を引くと、火災保険や税金は引き渡しの「後」なんですね・・・。
仕事外だから手を抜いているわけではないでと思いますが、一番あわただしい時期にそれどころではないのでしょう。
代わって、「元住宅営業」のファイナンシャルプランナーがこの記事で住宅用の「火災保険」の説明を致します。参考にして頂けると幸いです。


火災保険とは?
(住宅用の「火災保険」の説明です。)
一般的には「火災保険」という言葉で聞いていますが、「火災保険」は正式名称ではありません。
「住宅総合保険」というのが正式名称で、住宅専用の損害保険のことです。
「火災」での損害ばかりではなく、風による損害、台風などによる水害での損害、盗難被害による損害などの幅広い損害の補償をする保険です。
ただし、自分の故意による損害、地震による損害など補償されない場合もありますので注意が必要です。
今後の記事で、補償される場合・補償されない場合、注意することなどを誰もがわかりやすく理解できるように説明していきます。
火災保険加入するにあたって決めること。
火災保険加入するにあたって検討していく順番。
それぞれ別記事で詳しく説明していきます。
①保険の対象を決めます。
■建物
■家財
■建物と家財の両方
※「家財」の説明はこちら。
家財保険どうしますか?
こちらも、エアコンは家財?
②建物の構造級別を知ること。
建物の構造によって保険料が変わります。わからない場合にはハウスメーカーなどにお聞きください。(木造・鉄骨造・コンクリート造、木造でも準耐火構造という場合もあります。)
③保険金額(契約金額)を決めます。
評価額を基準に設定します。評価額については別記事で。
④補償内容を決めます。
⑤保険期間を決めます。
⑥保険開始日を決めます。
⑦保険申し込み(契約)~保険料支払い。
別記事で詳細解説致します。
順次アップします。
こんな本を出版しました。
50代から「自宅でおもしろ楽しく有意義に過ごす」ために読む本