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「他の保険契約」とは?~火災保険に加入する時に知っておくこと。

火災保険
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RRiceさんによる写真ACからの写真

元住宅会社の営業マンのファイナンシャルプランナーが、加入者側からの視点でわかりやすく火災保険の解説をしています。
加入の際に知っておかなければいけない「火災保険の用語」の解説です。
※アイキャッチ画像は、RRiceさんによる写真ACからの写真  です。

他の保険契約の有無について。

火災保険の申し込みの際、「他の保険契約の有無」について申込書に記載する欄があります。
加入しようとしている火災保険に対して支払責任が同じである他の保険契約があるかどうか聞かれています。
カンタンに言うと、「同じ建物に同じような火災保険に重複して加入していませんか?」ということです。「他の保険契約」には「けんみん共済」などの火災共済も含まれます。

重複保険について。

同一の建物に、同等の火災保険に加入することは不可能ではありません。
しかし、損害保険の保険金は上限が「実際の損害額」と決まっています。数社の保険会社の保険に加入している場合でもです。
実際の損害金額は、何社の保険に加入していたところで、多くも少なくもなりません。
損害額が「1,000万円」であれば、2社の保険でも10社の保険でも(無保険でも)、損害額は変わりません。
万が一に備えるため、保険金を2倍もらえるように・・・とはならないのです。
要注意です。

重複保険の保険金の支払いは?

上記の通り、2社の保険に加入しても2倍にはなりません。しかし、損害額を減額されることもありません。
2社の保険どちらかの保険金が支払われなくなるか、2社それぞれで合計金額が損害額になるように支払われるか、事故発生後の手続きによりますのでどうなるかは事前には確定できません。

重複保険は違法か?

違法ではありません。
ただし、冒頭で記載したとおり、申込書に「他の保険契約の有無」について虚偽の告知をした場合には、保険会社への「告知義務違反」となり、保険契約の解約などになる可能性があります。

有効な「重複保険」。

保険金額の合計額を「評価額」になるように分けて数社に加入した場合には有効になります。が、数社に分けるメリットが無いどころか、申し込みの手間・支払いの手間・事故報告の手間・保険金請求の手間・更新手続きの手間を考えたらデメリットしかありません。
また、「建物を対象とする保険」と「家財を対象とする保険」を分けることも、別々の保険会社に加入することも「重複保険」ではありませんので全く問題ありません。

個人賠償責任保険について。

知らないで重複している可能性があるのが「個人賠償責任保険」です。
単独の保険も存在するし、自動車保険の特約、さらに、火災保険の特約に入ってしまっている可能性があります。
個人賠償責任保険は、同居の親族まで補償されますので、ご夫婦どちらかで加入していれば補償されます。
重複保険は支払った保険料がムダになってしまいます。
保険の見直しの際にはチェックしてください。

まとめ

意識的に数社の保険に加入しているケース、知らないで「重複保険」になってしまったケース、様々な要因があるかもしれませんが、
基本的に「重複保険」は保険料のムダ払いになってしまいますので要注意です。
※「生命保険」の場合は「重複保険」可能です。そのまま続行していてください。
不安な方は保険会社・ファイナンシャルプランナーなどへ相談ください。

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